プロフィール

◆野村せつ子の経歴

  ◆野村せつ子の歩み
〈大阪から宇都宮へ〉
1953年大阪市で誕生。節分に生まれたので「節子」です。父母と姉の四人家族に育つ。小学６年生のとき父が経営していた会社が倒産、父は私が中学２年の時にガンで他界しました。母は看護師として働き私を育ててくれました。家は借地だったため立ち退きを迫られ、19歳の時、母の郷里の宇都宮に転居しました。
〈私と日本共産党〉
絵描きになりたくて東京の美大に進学、そこで日本共産党に出会いました。党員だった先輩に「働きながら絵を描いて、そのうえ結婚や出産は無理だと思う」と話すと「家庭を持つのも、やりがいのある仕事をするのも、どちらも人間として当然の願いよ。女性にどちらかの選択を迫るような社会を変えよう」と言われたのです。目からウロコが落ちる思いでした。そして日本共産党が戦前から男女平等や国民主権、戦争反対を貫いてきたことを知り、私の願いを生かす道はここだと思いました。「あきらめるのではなく社会を変える」いまも私の胸にともりつづける言葉です。1978年６月、日本共産党に入党しました。
〈ライフワークは「平和」〉
２０代は青年運動や原水爆禁止運動に夢中でとりくみました。広島で開かれた原水爆禁止世界大会にはじめて参加し、原爆のむごさに衝撃をうけた日のことは忘れられません。核兵器のない世界を子どもたちに残したい。戦争と核兵器のない日がくるまで、平和運動は私のライフワークです。
〈私と女性運動〉
28歳で結婚、2児の母に。女性運動にかかわりながらパートタイマーとして働いていた生協で労働組合運動に参加、パートの地位向上、雇用確保のために取り組みました。2人目の出産を機に新日本婦人の会宇都宮支部の専従事務局長になり、コメ輸入自由化反対や地産地消の産直運動、ひとりぼっちのお母さんをなくす母親運動を推進しました。子どもたちはゼロ歳から保育園育ち。保育園のありがたさ、大切さを実感しました。女性の願い、くらしの声を大切に…政治家としての原点が培われた時期でした。
〈国政選挙への挑戦〉
1992年、日本共産党栃木県委員会の専従になり、参議院栃木選挙区に立候補。それから参議院選挙６回、衆議院選挙に２回挑戦しました。この間、県内をくまなく歩き、鍋山産廃問題、那須水害、大谷採石場跡の陥没・爆発事故、信金・信組破綻、足利銀行破綻・一時国有化など、県民生活を脅かした様々な問題解決のため、日本共産党国会議員団や党地方議員と連携し、調査や関係機関への働きかけを行いました。
〈県議初当選、そして落選〉
2007年４月、一斉地方選挙県議選宇都宮市・上三川町区に立候補し初当選。斎藤洋三元県議以来空白だった共産党県議席が復活しました。県民の目線で「しっかり発言、きちんと報告」をモットーに4年間つとめましたが東日本大震災直後の 2011年の改選で落選。党専従の仕事に復帰し、大震災と福島第1原発事故から県民生活を守り、原発をなくすために議会の外から奮闘。2012年11月の栃木県知事選挙、2014年12月の衆院選挙栃木１区にも挑戦しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈再び県議会へ、現在4期目〉　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2015年４月、トップ当選で県議席を回復。2019年、2023年連続当選し、現在４期目です。この間、大雨災害、コロナ禍からいのちを守る課題、学校給食無償化や特別支援教育の充実の願い実現へ全力をあげてきました。国政は自公政権から自維政権に代わりましたが、アメリカいいなり大企業奉仕のゆがんだ政治がくらしを圧迫しています。「何よりいのち、くらし、平和」を守る県政へ、全力をあげます。 

◆好きな言葉 いのちをうみだす母親は、いのちを育ていのちを守ることをのぞみます。 （母親運動の合言葉） ◆好きな食べ物 コーヒー、お好み焼き、アイスクリーム ◆趣味 絵手紙、音楽鑑賞。花、猫、温泉が好き ◆家族 夫  写真＝政治活動にデビューした頃のスナップ。

野村せつ子
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