節分生まれの「節子」
2月3日に○○回目の誕生日を迎えました。節分の日です。つまり節分生まれの節子なんです。子どもの頃は、なんだか安直に名付けられたみたいで、自分の名前が好きではありませんでした。それに節分の日は晩ご飯が「イワシ」が定番。それもとってもがっかりでした。私の子ども時代は冬にイチゴのケーキはなく、誕生ケーキもたいていアップルパイでした。5月生まれの姉がうらやましかったものです。2月4日のしんぶん「赤旗」の紙面を見ていたら、平泉中尊寺の節分会の記事が出ていました。「天に花咲け、地に実なれ、福は内、鬼は外」と豆まきをしたとのこと。なんていい響きでしょうか。悪いものを追い払い、福を呼ぶ節分に生まれた節子は、「悪政を変え、くらしに福を呼ぶ」節子にならなければ…と思えてきました。良い名前を付けてくれたものです。今はなき両親に感謝をささげた誕生日でした。
いつもは家族で誕生日の食卓を囲むのですが、今年はそのゆとりもなく、娘が買ってくれたケーキと息子からのメールでお祝い。ちょっと寂しいと思っていたらサプライズがありました。ある若い男性から大好きなコーヒー豆のプレゼントをいただいたのです。とってもうれしくホットな気分でした。誕生日はいくつになっても素敵です。