◆党の要望書に県が文書で回答 粘り強く求めれば開く門もある!!
先月15日、日本共産党として栃木県に来年度予算の重点要望書を提出しましたが、その回答が文書で届きました。昨年は党の要望に対し、「県議三人以下の会派には文書回答はしない」として口頭での回答を行いました。それで私は、昨年2月定例会の一般質問の際、このような扱いに「苦言」をのべました。二年越しではありますが、きわめて普通のことだとおもうのですが、ついに文書回答が出ました。内容は具体性のない回答ですが、私はそれなりの「誠意」を感じました。
◆各派代表者会議の「傍聴」はかなわず
要望が拒否されたこともあります。「各派代表者会議」という文字通り県議会内の各派が議会運営委員会の前などに調整のために開く会議です。議運には三人以下の会派も「委員外議員」として出席できますが、各派代表者会議は非公開のため、傍聴もできません。会議の結果は議会事務局から受けるのです。私は当選直後からあらためるよう求めてきました。昨年12月議会で、議会の内規が改正され、議運や各派代表者会議など調整のための会議も、常任委員会などと同様、法定の会議になりました。したがって、交通費と公務諸費(費用弁償)の対象になりました。これをうけて、1月21日議長に申し入れを行い、各派代表者会議を公開するか、少数会派の傍聴を認めるよう諮ってほしいと要請したのです。各派代表者会議で諮られた結論は「いままでどおり」とのことでした。これでは費用弁償の対象になっただけとのそしりを免れません。他県では公開しているところもあり、まだまだ栃木県議会は開かれていない!!と痛感しました。粘りづよくあきらめずがんばります。