09/2/10 変わっていく雀宮地域 市民の声を大切に
私が住んでいる雀宮地域はいま大開発の流れの中にあります。JR雀宮駅を橋上化して東口広場をつくり、そのすぐ前に2011開校予定で県立科学技術高校(現宇都宮工業高校)と宇都宮市の第三図書館が建設されます。それにあわせて、JR線と平行して走る国道四号線と、東西に交差する市道、県道を拡幅する計画です。地域の北西には西川田総合運動公園があり、栃木県はここを「総合スポーツゾーン構想」として再開発・再整備する計画です。駅の東側はインターパーク地区として開発が進み、のんびりした農村風景も変貌してきています。
先月下旬に開かれた関係住民の説明会に参加し、ようやく開発の具体的な設計図が見えてきました。議員でさえそうです。説明会に行かなかった市民には、いつどこがどんなふうに変わるのか漠然としかわからないのではないでしょうか。。自治会の役員さんたちだって説明を求められても困ってしまうと思います。その説明会も国道は国、市道は市、県道は県とそれぞれの説明会が行われ、声がかかったのは道路にかかる地域の住民だけにとどまっています。これでは情報が少なすぎます。私は、東口開発の窓口となっている宇都宮市に地域住民全体に知らせる手立てをとってもらいたいと要請しました。説明を聞けば、おそらくあれこれ住民の要望が出てくるのは当然です。それを丁寧に聞き取り計画に生かす手間をおしんでは市民本位の開発とはいえなくなってしまいます。行政にはそれを強く求めていくつもりです。