08/11/17 知事選挙の結果について わたなべ氏、83,430票獲得、大善戦
16日投開票の栃木県知事選挙で現職の福田富一氏が2期目の当選を果たしました。日本共産党公認の渡辺繁氏は、83,430票(得票率16.37%)で日本共産党が候補者を擁立または支持してたたかった知事選挙の過去最高得票を一万票近く上回る善戦・健闘でした。とくに市長選挙と同時投票となった宇都宮市では得票率20.19%を記録、得票数でも31,855票を獲得、党公認首長選挙の過去最高を3千票近く上回りました。投票率は32.28%と過去2番目の低さでした。昨夜、会見した渡辺繁氏は「私の政策が届いたところでは大きな共感が得られたと思います。福田氏には批判の声をしっかり受け止めて県政運営にあたってほしい」とのコメントを発表しました。野村節子選対責任者は「出遅れを取り戻せなかったのは残念ですが、多くの有権者から立候補への歓迎と共感をいただき、、党として県政をどうするのか改革の方向を示してしっかり闘うことができた。投票率の低さは県政への期待感の薄さの反映で、県政への批判といえます。この選挙で問われた最大の焦点は景気悪化のもとで県民のくらしと雇用をどう守るかだったが、福田氏は何も語らなかった。選挙後の会見で『ただちにとりくむ』などといわれたが、県民は選挙中にそれが聞きたかったはず。県民の関心にかみ合わない福田氏の政策も投票率を高められなかった要因。日本共産党としては掲げた政策の実現へ継続してとり組んでいく決意です。私も議会でがんばります」とのべました。 |