08/9/14 ひょっとして夫が飲んでる酒も…悪質な事故米流出問題
またもや「偽装?」と思いきや、事故米=汚染米の食用転売は「これまでと質が違う」と専門家が口をそろえる。たしかに、産地を偽っても食べられるものを売るのと、発がん物質のカビ毒や高濃度の農薬に汚染された「食べられない」米を食用に売るのとは質が違う。より悪質である。しかも子どもたちやお年寄りの給食に使われたというのだからゾッとする。テレビで回収された酒の映像を見ていて、「あれはうちの夫がちびちび飲んでいる安い日本酒では…」とぎょっとした。しかるに農水大臣は「人体に影響ないからじたばたしていない」などという。とんでもない国である。そもそも必要もないのに日本に米を輸入させたのは誰? 食品衛生法に違反する輸入の流通を公認してきたのは? 歴代政府ではないか。 ミニマムアクセスで新潟県の生産量に匹敵するようなコメを買い入れるのは、もうやめてもらいたい。日本のコメと食料、農家と消費者を守るのが政府の仕事はず。総裁選挙で国民の目をそらすのはやめてただちに国会で政府としての責任と対応を明らかにすべきだ。