2008/08/27 「ゲリラ豪雨」などといわれる豪雨がて各地で被害を引き起こしています。
宇都宮市河川課に対策を要請する。右端は荒川恒男夫市議=8月22日 |
私が住んでいる雀宮地域でも道路冠水が起きるところが何カ所かあります。8月20日の夕刻の雷雨で、私の家の前の道路も20センチ近く冠水しました。すく前の疎水からあふれてしまうのです。過去にも道路に止めてあった車がだめになってしまうほど冠水したとか。我が家はここに引っ越して五年目ですが、これまでに3回ほど同じような冠水を体験しました。雨水を受けてくれていた田んぼや林がなくなったため、従来にも増して出水の危険が高くなったと考え、さつき自治会のみなさんとともに宇都宮市に対策を要請しました。雀宮地域ではあそこもここもと対策を求める声があふれています。 鹿沼市で高速道路の高架下が滝のような雨水で冠水し軽乗用車に乗っていた女性が亡くなる悲惨な事故が起きました。警察、消防の初動や対応の誤りに批判が集まっています。このような危険箇所はたくさんあります。この現場も、地元市民からいつも冠水する場所だと指摘されていたとのこと。警察などの対応は大問題ですが、同時に道路の構造や雨水排水に対する抜本的な対策が急務であることを思いしらされました。 折しも今日は那須水害から10年目。あのとき私も何度か現場をまわり、水害のおそろしさを目の当たりにしました。急激な豪雨にどう対応するのか、山間地、都市部、それぞれの対策が求められています。開発のあり方とも直結した問題です。 |