2008.6.29
県内を車で走っているとよく「産直野菜」の店がある。私は見つけるとついつい入って買ってしまう。「産直好き」である。先日はお団子くらいの大きさのジャガイモを20コばかり詰めた袋を百円で買ってきた。さっそく皮付きのまま甘辛く炒め煮にして食べた。台所でつまみ食いするときが一番おいしい。ところで、恥ずかしながら若い頃は小さいイモをそういう種類だと思っていた。産直運動に関わるようになって、芋掘りをしたとき、一つのイモヅルに大きいのも小さいのも一緒についてきて、ああそういうことだったのかと知った。小さいイモはスーパーの店頭にはめったに並ばない。トマトもきゅうりもイチゴも粒ぞろいのものだけが並ぶ。産直の店などでは規格外の作物が安く買えるのだ。そこでとれたものをそこで味わう地産地消は、遠くへ運ばないから「新鮮」だし、過剰な保護材もいらない。恵まれた「とかいなか」の栃木県。エコな産直野菜をもっと食べたいものだ。作ってくれる農家に感謝しながら。