2011/12/13 猫の入院

 わが家の愛猫が先日入院しました。子どもたちが中学校のそばの林に捨てられていたのを保護してきて、わが家の子になって8年。人間なら高齢者の仲間入りです。急に寒くなってきたのに、あったかグッズを用意していなかったうえ、食事を自己判断で変えたことが悪かったらしく、尿石症と膀胱炎になってしまいました。飼い主として反省しきり。三日間いないと家の中は火が消えたように寂しく、病院のゲージで一人不安な夜を過ごしているだろうと思うと、私も笑顔が消えてしまいそうでした。つくづく家族の一員であることを再認識しました。

 それにつけても、福島で家族と別れ別れになりいのちを落としていった犬猫たちを思うと、飼い主さんたちの悲しみ、痛みの深さはどれほどだったでしょうか。もし、私たちの町があの状況になっていたらと思うとゾッとします。原発隣接県である栃木県。原発とは共存できないことをもっとアピールして行かなくては。

野村せつ子: 2011/12/13 猫の入院
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